大阪でインプラントなら増田歯科医院(守口本院・京橋院・門真院)
こんにちは。
増田歯科医院、歯科衛生士の矢川です。
今日は唾液についてお話します。
唾液は抗菌作用を持つ物質を含んでおり、口腔内の細菌のコントロールをしています。
また、食物を飲み込んだり、消化したり、味覚の手助けをしたりと大切な役割を担っています。
①消化作用
食物に含まれるデンプンを糖に変える。
②潤滑作用
歯ぐきや舌などの粘膜を保護して傷つきにくくする。
③洗浄作用
食べかすを洗い流してお口に残るのを防ぐ。
④抗菌作用
唾液の抗菌作用により細菌の増殖を抑えることができる。
⑤緩衝作用
お口の中のpHを正常に保って歯が解けるのを防ぐ。
唾液腺は筋肉と同じで、使わないと衰えて、分泌機能が低下してしまいます。
機能低下の予防には唾液腺の刺激が有効です。
唾液をよく出すには…
①よく噛む
食事中にたくさん咬むことで、唾液腺が刺激されます。キシリトールガムを咬むことも有効です。
②リラックス
緊張すると交感神経が優位になり口が渇きます。リラックスを心がけましょう。
③水分摂取
唾液の99.5%は水分です。水を飲むことが有効です。
④酸性食品
レモンや梅干を摂取すると自然と唾液量が増加します。
⑤唾液腺マッサージ
唾液腺を直接刺激するには唾液腺マッサージが有効です。
頬のあたりを手のひらで円を描くようにマッサージをしたり、あごの下のくぼみに親指を当てて、やさしく押し上げるとよいでしょう。