大阪でインプラントなら増田歯科医院(守口本院・京橋院・門真院)
自分の口に合ったマウスピースを歯医者さんで作ってもらった経験がある方は多いのではないでしょうか。マウスピースは歯ぎしりや食いしばり、睡眠時無呼吸症候群、ホワイトニング、歯列矯正などの様々な治療に使われます。マウスピースは歯医者さんが考えて設計しているので、話すときや口を動かすときに支障をきたしません。今回は、マウスピースの製作を検討されている方、つけているマウスピースに心配がある方に知ってもらいたいマウスピースについて増田歯科がお話しいたします。
マウスピースを初めて作ってもらった方や新しくマウスピースを作り直した方は、つけ始めは違和感があり滑舌が悪くなったような印象を受けることが多くあります。今までお口の中になにもない状態で過ごしていたため、マウスピースに慣れないのは自然なことです。自分では「話しづらい」「滑舌が悪くなった」とマウスピースをつけたときに思ってしまう場合でも、他人にとっては違いがほとんど分かりません。
マウスピースには「アメリカ法」と「ヨーロッパ法」の2種類があります。アメリカ法とヨーロッパ法ではマウスピースの製作方法や形が異なります。どちらも見た目や滑舌に影響がないような形ですが、使っているマウスピースの形を変えることで違和感が少なくなるかもしれません。
アメリカ法の製作方法は、治療前に取った歯型を参考に、コンピュータによって3DCGでシミュレーションします。アメリカ法ではコンピュータによって設計されるため何度も歯型を取る必要がなく、来院回数が減ります。アメリカ法は歯茎を覆わず、お口の中に出ている歯の部分のみを覆いかぶせるような形をしています。
ヨーロッパ法の製作方法は、治療前に取った歯型を参考にマウスピースを製作したあと、定期的に歯型を取ってマウスピースを製作する方法です。ヨーロッパ法ではお口の中の状態に合わせてその都度製作することができます。ヨーロッパ法はすっぽりと歯茎まで覆うような形をしています。
マウスピースをつけた時の違和感から、自己判断で「気持ち悪いから外しておこう」としないようにしてください。マウスピースに慣れるまでは少し時間がかかってしまいます。歯医者さんで決められた時間や使用方法を守り、慣れなくてもマウスピースはつけておきましょう。あまりにも違和感がある場合は、歯医者さんで相談して調整してもらいましょう。