大阪でインプラントなら増田歯科医院(守口本院・京橋院・門真院)
インプラントは歯を多く失ってしまった場合に有効的な治療法として知られています。審美性にも優れているインプラントですが、インプラントにしたら口臭がキツくなった…なんて噂、聞いたことありませんか?せっかくきれいな歯を手に入れたのに口臭がキツくなるなんて、そんな残念なことはありませんが、これは本当に起こりうることなのです。今回は、インプラントと口臭の関係について増田歯科がお話いたします。
スメルハラスメントという言葉が認知され始めていますが、口臭も気になるにおいの1つでしょう。健康で何もトラブルがなければ、口臭を気にする必要はありません。口臭があるということは、何か問題がおきているサインなのです。口臭の原因はいろいろあるので、口の中だけに問題があるとも言い切れませんが、インプラント治療後に起こる口臭にはいくつかの原因が考えられます。
インプラントにしてから、今までより口臭が気になるようになったのであれば、インプラント治療やその後のメンテナンスに問題があるかもしれません。
●汚れが残っている場合
きちんと磨いているつもりでも、歯ブラシだけでは60パーセントほどしか磨けていないともいわれています。蓄積された汚れは口臭の原因となってしまうのです。細菌の繁殖によってできたプラークには、1mgに1億個以上の細菌が含まれています。この細菌が、硫化水素(温泉のようなにおい)やメチルメルカプタン(腐った玉ねぎのにおい)を発生させるため、口が臭くなるのです。インプラントにすると、もともとある歯との間などに段差ができやすくなり、天然の歯以上にセルフケアに気をつけなければなりません。
●インプラント歯周炎
インプラントでも、歯周病によく似た「インプラント歯周炎」という病気になることがあります。歯周病は口臭の原因として知られていますが、インプラント歯周炎の場合も同じです。症状は似ていますが、インプラント歯周炎の場合は進行しやすいので定期的にメンテナンスを受けて早期発見することが重要になります。
インプラントは治療が完了しきれいになったからもう大丈夫、ということではなく、この後のケアがとても重要になってきます。定期的に歯医者さんでメンテナンスを行ってもらうことはもちろん、汚れが残らないように毎日正しい歯磨きをするなどセルフメンテナンスを行うことで、口臭予防にもつながり、長い間美しい歯を保つことがでるのです。