大阪でインプラントなら増田歯科医院(守口本院・京橋院・門真院)
近年注目されているインプラント。インプラントは入れ歯やブリッジなどの違和感が少なく、天然歯同様の見た目と咀嚼能力を持つことで有名です。インプラントは「第2の歯」とも言われており、治療を受ける人も増えてきました。歯科技術が発達したおかげでインプラントはどの患者さんでも治療を受けることが出来ようになりつつも、インプラントの治療に適さない人もいるのが現実です。今回はインプラントの治療が受けられない条件について増田歯科がご紹介します。
残念なことに絶対にインプラントの治療を受けることが出来ない場合があります。
①未成年者
まだ顎の成長が発達である未成年では、インプラントの位置が骨の成長と共に変化する為治療を受けることが出来ません。
②免疫不全や1型糖尿病
免疫不全や1型を糖尿病の場合、インプラントによる外科治療では治癒が遅く感染する恐れがある為治療を受けることが出来ません。
③放射線を受けている
放射線治療を受けている人で、特に顎に放射線を当てている場合は骨の量が薄く、また骨髄炎を併発する恐れがある為治療を受けることが出来ません。
インプラントは、顎骨にネジを埋め込み歯の被せ物をネジの上に装着しますが、顎骨の量が少ないとネジを固定する土台が少ないため、骨の量を増やす必要があります。骨の量を増やす方法にはいくつかありますが、通常のインプラントの治療期間よりも半年から1年長くなるうえに手術の回数が増えてしまいます。外科的侵襲が多いことから身体的精神的に大きな負担がかかります。
歯周病に罹っている場合は、歯周病治療を行った上でインプラントの治療を開始します。歯周病治療を受けずにインプラントの治療を行ってしまうと、インプラントの手術中に感染の危険があるだけでなく、インプラントが長持ちしません。インプラント周囲炎という歯周病に似た症状になる可能性もあるので、インプラントの最終治療である歯の被せ物が終わっても歯医者さんに定期的にメンテナンスへ行く必要があります。インプラント歯周炎もまた、インプラントを長持ちさせることが出来ません。
心臓病や2型糖尿病など、全身疾患がある場合は術中や術後の感染や治癒遅延などリスクが高くなります。全身疾患のコントロールが十分に出来た状態でなくてはインプラントの治療はあまりお勧めされません。特に女性に多い病気である骨粗鬆症やリウマチなどは薬の副作用で顎骨がもろくなってしまう為、状態を確認してからインプラントの治療を開始します。