大阪でインプラントなら増田歯科医院(守口本院・京橋院・門真院)
肉眼の20~30倍まで拡大して見ることができる歯科用のマイクロスコープ(電子顕微鏡)は、従来の歯科治療では見落とされがちだった細かい部分の病巣まで発見し、治療を可能にしています。最新技術を使った歯科治療の可能性を見てみましょう。
「単なる虫歯の治療に、マイクロスコープなんて大げさなものが必要なの?」と思うかもしれません。マイクロスコープを虫歯治療に利用することで、歯を削る範囲を正確に把握でき、最小限の施術にとどめます。
また、虫歯治療が終わると、削った部分に詰め物をしたり、かぶせものをしたりします。この時、肉眼での治療だと歯と詰め物・かぶせものの間にほんのわずかなギャップ(隙間)ができることがあります。ここから細菌が入り込み、再び虫歯に感染してしまうことがあります。そうなると、せっかく治療しても数年でだめになってしまうのです。
しかし、マイクロスコープを使った治療では、施術の精度が上がるので、こうした隙間ができにくく、治療が長持ちします。歯科治療が苦手という方も多いかもしれませんが、できるだけ長持ちして、治療回数が少ないほうがうれしいですよね。
30歳以上の国民の8割が歯周病、といわれます。国民病ともいえる歯周病の治療にも、マイクロスコープは活躍します。
進行した歯周病では、歯と歯ぐきの間の深い部分に歯石や歯周病菌の感染が発生します。この感染源を根元から絶つようにしないと、歯周病の治療は成功しません。肉眼では難しい細かな部分での感染も、マイクロスコープを使えば確認できるので、手術の成功率が上がります。
このように、従来の歯科医院でも治療が可能だとされてきた症例でも、マイクロスコープを使ってより精密に診察することで、治療の精度が上がり、成功率も上昇するのです。
日本全国の歯医者のうち、マイクロスコープを導入しているのはたった5%以下といわれます。しかし、その5%の歯科医院では、すでにこうした最先端の歯科治療に取り組まれているのです。
最先端の治療を受けたい方、歯の症状に長い間悩まされている方、かかりつけの歯科医院での治療で成果が見られない方、一度マイクロスコープを使った最新治療にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。驚くほどの成果が上がるかもしれません。