大阪でインプラントなら増田歯科医院(守口本院・京橋院・門真院)
インプラント治療の後、気になるのは傷口が広がることやインプラントがどのくらいもつのか、見た目は綺麗になるのかなどでしょう。しかし実際は、インプラント治療後に口臭を気にする人が多いのです。そこで今回は、この原因はなぜなのか、また対処法に関して増田歯科がお話いたします。
口臭の原因の多くは、プラークです。プラークとは、虫歯の原因にもなりますし誤嚥してしまえば肺炎を招くこともあるほどの悪い物です。プラークは普段歯磨きをすることで除去し、口の中を清潔に保っていることになります。
インプラント治療をするときは外科手術が伴います。手術後は傷口が塞ぐまで縫合していて周囲も歯を磨くことが困難になります。歯磨きが困難になるとプラークは必然的に口の中にとどまることになるので、プラークが発生させる悪臭によって口臭がきつくなると考えることができます。
インプラントをしている患者さんで口の中にプラークが多いと、口臭が起きるだけでなくインプラント周囲炎と呼ばれる炎症が起きることがあります。インプラント周囲炎はインプラントに限局した歯周病のようなもので、インプラントを失う原因の一位なので、定期的に歯科医院へ通うことで防止するようにしましょう。そしてインプラントに精通した歯医者さんの管理下で、プラークコントロールをしてもらうことによって、発症を予防することができます。
口臭を予防するには、徹底したプラークの除去が必要不可欠です。インプラントをするということは、歯が抜けてしまった状態です。歯が抜けてしまう原因の一位は歯周病で、歯周病になる人は歯磨きが十分にできていないことが多いようです。まずは歯磨きをしっかりとして、磨き残しを少なくするということがプラーク除去という観点でも大切になります。
しかし、歯ブラシだけで清掃をしても口の中の60%程度しかプラークが除去できません。この除去率を上げるために必要なのが、清掃補助具で例を挙げるとすればデンタルフロスやマウスウォッシュと呼ばれるものです。特にデンタルフロスは歯ブラシでは清掃することが難しい歯と歯の間を掃除するのにもってこいです。インプラント患者さんではタフトブラシという毛先が丸くなっているものも使用するようにしましょう。タフトブラシは奥歯の奥側という歯ブラシでもデンタルフロスでも清掃するのが難しいところを磨くのに適しています。