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歯科衛生士コラム

TCHについて

こんにちは。
増田歯科医院、歯科衛生士の酒井です。

TCHについてのお話が続いておりますが、このような癖がなぜ歯や顎、首や肩に悪影響を及ぼしてしまうのでしょうか?

上下の歯が接触している状態が続くと、歯の根っこの周りにある歯根膜というクッションのような役割を果たしている部分が圧迫され
血流障害が起こるため、歯が浮いたように感じたり、痛みが出る場合があります。

また、上下の歯が接触する事で力が入り、顎の筋肉が緊張している状態になるため
顎の筋肉と繋がっている首や肩の筋肉までコリを感じてしまうのです。

TCHを行ってしまう時は人それぞれだとは思いますが、自分では気付かないうちにストレスを感じてしまっていたり
パソコンや携帯電話の操作中など自分では緊張しているつもりでないない時でも自然とTCHを行ってしまっている可能性もあります。

自分で気が付いた時に上下の歯にスペースを意識的に作ってあげる事も大切ですが、同時に舌の位置にも気を付けてみてください。
舌は通常上の歯の裏側に軽く接触しているのが望ましいとされています。

日中このような事に気を付ける事で、夜無意識にしてしまう歯ぎしりの改善に繋がる可能性もありますので
ストレスにならない程度に意識してみてくださいね。

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